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ライフサイエンス関連製品

メカトロCO₂インキュベータ SCALE120

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概要

搬送ロボットを搭載したインキュベータです。バイオ・オートメーション用統合スケジューリング・ソフトウエア・パッケージ AsuRa® を使うことで、細胞培養の自動化を力強くサポートします。

  • ダイレクトヒーティングによる乾熱滅菌機能を標準装備
  • 庫内から電気部品・駆動系を完全隔離することで高信頼性化を実現
  • カルーセル式ターンテーブルを採用し、最大120枚のプレートを安定培養
  • ターンテーブルを外すと庫内が完全フラットになり、クリーニングが容易
  • シャッター方式の採用でプレート搬入出時の庫内環境変化を抑制

全機種共通の仕様(オプション)

  • 低酸素培養 <O₂濃度> 1%以下
  • アクセスステージ <搬送高さ> 床面より300~980mm(但し580~780mmは設定不可)
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  • 装置固定ブラケット
  • 倍ピッチ
  • フロントローディング
  • サーキュレーションシステム
  • 過酸化水素オプション
  • バーコード

製品の主な仕様(標準SCALE120)

搬送対象
φ100mmディッシュ+搬送用アタッチメントプレート(但し、全高最大26mm以下)
φ60mmディッシュ+搬送用アタッチメントプレート(但し、全高最大26 mm以下)
SBS規格のマイクロプレート(全高最大26 mm以下)
温度
<培養時> 37±0.5℃
<滅菌時> 125℃以上(5時間連続加熱)
CO₂濃度
5±0.5%
電源
単相AC100V 15A
ガス(CO₂)
<流量> 5L/min
<圧力> 0.2MPa
サイズ
W620xD888xH1470
容量
230L(120枚収納)
重量
255kg
安全機能
<プロセスインターロック>
滅菌時ドアロック
ドアを開くと、旋回テーブル・搬送ロボットの動作、及びCO₂・N₂の供給を一時停止します。
ドアを閉めると継続動作します。ロボットがラック内に在荷を検知した場合、2重置きを防止するためエラー表示し、プレートを受け渡しステージに戻します。
<環境インターロック>
停電時は、CO₂・N₂供給が遮断されます。
<滅菌インターロック>
滅菌時のドアロックは、庫内温度が培養温度以下になるまで解除されません。
(滅菌中止の場合は55℃以下になるまで解除されません)

製品の主な仕様(Z延長SCALE120ZE)

SCALE120標準同仕様+ロボットZ軸延長

製品の外形図(標準仕様)

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SMART LAB SCHEDULING PACKAGE

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概要

AsuRa®は、生命科学の基本である細胞に「命を与える」細胞培養技術を強力にサポートするために新開発された、バイオ・オートメーション用総合スケジューリング・ソフトウエア・パッケージです。

細胞の培養に係るすべてを一元管理し自動化

iPS細胞をはじめとする細胞の培養には、播種、培養、培地交換、観察、回収など、複雑な工程の条件設定と管理が要求されます。また、必要な消耗品や培地(試薬)の供給と廃棄や入力された情報と出力されるデータの管理なども必要です。それらを全自動化(無人化)するためには、システム化されたハードウェア(デバイスの組み合わせ)とともに、フレキシブルでパワフルな総合スケジューリング・ソフトウエアが必須であり、今までのスケジューリングソフトウエアでは、そのコントロールは不可能とされてきました。
AsuRa®は、ユーザーが設定したパラメータやプロトコル(スケジュール)に従い、自動化システムを構成する、ロボット・搬送装置・インキュベータ・分注機・検出器・消耗品や試薬供給廃棄装置などをトータルにコントロールし、一連の細胞培養作業の条件と進行をプレート(ディッシュ)ごとに、自動管理し、全自動で培養計画を完了させます。
さらに細胞情報、培養条件、作業・観察・検出結果などのデータも保存管理します。また、進行中の培養計画を停止することなく、任意のタイミングでインタラクティブに培養計画を追加・変更できることも大きな特徴です。

ソフトウェア画面例

    オーバービュー画面

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予定表(ガントチャート)

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  • プレート管理画面

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  • レシピ管理画面

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